2023-04-08から1日間の記事一覧
『天台四教儀』現代語訳 14 第二節「通教」 次に通教について述べる。前の藏教に通じ、後の別教と円教に通じるために、通教と名付けられる。また、この教えの特徴によって名を得る。つまり、声聞と縁覚と菩薩の三人が同じく真理は言葉では表現できないとい…
『天台四教儀』現代語訳 13 ③「菩薩」 次の菩薩の位は、初発心(しょほっしん・初めて悟りを得ようという心を発した時という意味)の最初から四諦を修行の対象として、四弘誓願(しぐせいがん・四つの優れた誓願という意味。後述あり)を起こし、六波羅蜜…